社長

チームとして底上げすることが会社の成長を促す

親会社のひとつである三菱総研DCS株式会社に30年ほど勤務し、16年12月に当社へと移ってきました。ですので、こちらでは、“新入社員” に近いようなものです。私は、もともとシステムのプロジェクトマネージメントに従事していて、MRVSとも仕事をしたことがあるのですが、当時は随分と力を貸してもらいました。そういう意味では、昔から頼りになる会社という印象があるのですが、就任してみると全体的におとなしく、落ち着いた雰囲気を感じました。ただ時代がどんどん変わっていっている中で、やはりもっともっといろいろなことに興味を持ってチャレンジをするという社風がほしいという想いは少なからずあります。
現在の当社のテーマは、「全社一丸」「チームMRVSの挑戦」。上の人間が引っ張って何かをするだけではなく、チーム力を上げていきたいと考えていて、その中では個人の成長と会社の成長がリンクしていかないといけません。
そのために私たちは、個人の成長を支える手立てを会社として惜しみません。チームとして全員がひとりひとり階段を一段上ってもらうことで、会社としての組織力も上がっていくはずで、そこを目指していきたいと思っております。
やはり個の人たちが一番重要ですし、我々の会社は開発をメインとしていますから、よりいっそう人材が財産であり大切なのです。

仕事において「夢」を持って臨むことが大事

仕事していく上でチャレンジやチャンスという言葉も大事ですが、私自身は「夢」という言葉をもっとも大事にしています。吉田松陰の言葉に、「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」というものがあります。大切な友人から昔教えてもらったのですが、これは「夢を持っていない者は動かないし、行動しなければ成功しない」といったような、実はとても当たり前の内容です。この言葉はいつ見ても自分が反省をしなきゃいけないと痛感させられますが、やはり夢を持っているということが、一番重要なこと。年齢を重ねていくと目先のことに追われがちになり、夢はなかなか描きづらいものです。私自身も常に夢のことを考えているかというと、流されてしまうときが多いのも事実です。
しかし、夢というと漠然としていますが、私は「プロジェクトマネージャーとして一流になりたい」と思って若い頃からやってきました。プロジェクトマネージャーとして仕事をしてこられたことは、やはりずっと夢として思い続けてきたからなのでは、と実感しています。何かを目指そうとしたとき、どうしても計画から走ってしまうことが多いでしょうが、それよりも「何になりたいのか」、「将来どういうふうになりたいのか」と考えることこそが、本当は一番大事なのではと思います。そして、実現に向けて努力していく。
夢はかなわないと思ったら無理なことになってしまうでしょう。自分の「日本一のプロジェクトマネージャーになりたい」という夢が大きかったのか小さかったのか分かりません。当時は周囲からできるわけがないと思われていたかもしれませんが、夢を持って準備や勉強をしたことで、私は30代の早い時期からプロジェクトマネージャーになれたと思います。なりたいものがないと、向上心はなかなか芽生えないものなのだと感じます。

社員の想いと会社の想いをリンクさせて共に成長したい

自分自身もそうだったのですが、理由もなく何のためにこれをやっているのかと分からない状態で仕事をしているときは、仕事で充実感を得るのは難しいものです。社員たちにも「この仕事は何のためにやるのか」、「どうして会社をよくしていく必要があるのか」ということを十分に理解をしてもらい、自分たちで変えていくようにしないといけないと感じています。現在の当社は、もっと活発にエキサイティングに変わっていかなければならない段階。会社に行くのにわくわくしてもらわないといけないですし、いろいろな人がいてほしいと考えています。
こだわりはありません。たとえばコンサルになりたくて、そのためだったらどんな努力でもできるというような、情熱がある人には是非、来てほしいです。また、個人仕事だけではなく、チームとして大きな仕事に取り組みたいという人も大歓迎です。1人でできる仕事には限りがあり、また自分に足りないところがあったりしますが、大きなプロジェクトであれば互いに補完し合えて、さまざまなことを実現できます。自分が仕事をやってきてよかったことは、プロジェクトをやり遂げることはもちろんですが、その中で人が育っていくのが一番楽しく、充実感を得ることができました。人を育てる文化は、お客さまの業務やITの知識など本を読んだだけでは身につかず、先輩たちの行動や考え方、アイデアというものも非常に重要です。
お客さまとの円滑なコミュニケーションやプロジェクト進行を実現するため、技術者志望でも営業志望でもよりポジティブで元気な人が増えていってほしいです。
中途採用の方は新たなキャリアを積みたい、今までのキャリアをもっと伸ばしたいという想いを持った方が多いと思いますが、何かしらの目標を持っている人に来てもらいたい。その動機はキャリアを伸ばして自分が目指す人材になりたいというものでも構いませんが、とにかく、ひとつ目標を持ってきてもらえるとありがたいです。
やりたいことのために転職するという人は向上心がありますし、そういった方が来てくれるとまた会社としての成長も見込めると考えます。そして、同じ想いをもった方がたくさん来てくれるような会社にしていくために日々精進しています。社員の想いと会社の想いがリンクして、共に成長していける会社にしたいですね。