私は大学時代に山岳サークルに入っていたのですが、そのことで上司と話が盛り上がったこともあります。年代を超えてつながれる趣味を持っていると、いいチャンスがあるかもしれないのではと思います。
チーム力の強さで勝負するのが会社の強み
当社は、いわゆる“ナンバーワンプレーヤー”が集まっているというよりは、みんなで手を携えて力を発揮するタイプの会社で、「チーム力」や「チームワーク」が最大の武器だと思っています。
私は異業種から入社したので、最初は当たり前に飛び交うIT用語や略語などにとても苦労したのですが、周囲の方が些細なことでも聞きやすい雰囲気を作ってくれていたので、臆せず話を聞き、少しずつ理解を深めていくことが出来ました。未経験の人に対しても「一緒にチームとしてやっていこう」という温かい雰囲気を感じます。会社全体がアットホームというか、あまりギスギスした人がいないので、そういった空気感のよさが居心地のよさにつながっているんだろうなと思います。そういうベースがあるので、営業と開発、マネージャーとメンバーといった役割や立場の垣根を越えて、ひとつのチームとして力を発揮でき、チームの一員として、とてもやりがいを感じています。
会社も社員も常に変わっていこうという姿勢に期待
最近は特に、トップも含めて「変わっていこう」「新しい風を吹かせよう」という意識が強いので、声を上げさえすれば、やりたいことを実現できる環境が、今まで以上に整ってきています。私自身の体験からも、やる気があれば、チャンスをくれる会社だと実感しています。
当社では半期に一度、全社員を集めて会社の状況や今後の展開などを共有する全体会議があるのですが、社長がプレゼンテーションに使用する資料について、「どうやって見せたら、もっと全社員に伝わるか」という意見を求めてくださり、いろいろ試行錯誤しながら作ったものを、「これでみんなに発信していこう」と採用してくださったことがあります。本来の業務とは異なりますが、会社として発信することに自分の意見を取り入れてもらえたことは、とてもうれしかったです。
その結果、一社員ですが、会社をこう変えていきたいなど、主体的な思いが多少出てきましたし、以前は自分が動いても大して変わらないだろうと思っていたことが、動き出せば少しずつでも変わっていくという期待を持てるようになりました。
自分の“引き出し”を増やす経験が大事
学生時代などは、気になったことは何でも挑戦しておいた方がいいと思います。たとえば、興味のある場所へどんどん旅行したり、異文化交流を深めたり、とことん勉強したり。若いうちは気力も体力も十二分にあると思いますので。そういう経験を通じて自分の“引き出し”を増やしておけば、会社に入って、いろいろなタイプの人と関わっていく中で共通点や会話のネタも見つけやすく、話も盛り上がります。やはりお客さまとの距離が縮まらないことには、なかなか本音は言ってもらえないですから、そういう意味ではいろいろなことを経験しておくことは、何かしらプラスになると思います。