営業本部 2006年 中途入社

私は元々パソコンをほとんど触ったこともないくらいの状態でIT業界に入ってきて、研修の頃はとてもつらくて無理かもしれないと思ったこともありました。ただ、同じ会社で3年は働かないと転職が難しいと思って頑張っていたら、それが普通になってきました。

忙しい時期もあるが休日もしっかりと取得できる

システム業界は一般的にハードなイメージがあるかもしれませんが、ある程度の勤務時間になったら会社側からストップをかけてくれるなど、働く環境が守られているのを感じます。特に当社は大企業が親会社ですから、法律的な部分はしっかりとしていると思います。私は産休から復帰したときから時短は取っておらずフルタイムで働いていますが、今行っている場所が、たとえば早めに出社すれば多少早めに帰れたり、足りなかった分を土日でリカバリーすれば大丈夫など、かなり融通を利かせてくれています。もちろんすべての休日ではなく、月1回程度で、あとは普通にお休みしています。
参加しているプロジェクトの進行がピークの時は終電ぎりぎりになることもありますが、あくまでもピンポイントな時期で、いつでもそういう状態ということではないです。プロジェクトが終わったときは、半月程度休んで海外旅行に出かけたり、ゆっくり休む人も多いですし、休日申請がしにくいといった雰囲気もまったくありません。

女性がより働きやすい環境を目指して活動中

業種的にまだ女性は少ない方だと思いますが、働くお母さんに対してプロジェクトも時短勤務が可能なものに入れてもらったり、子供が生まれてからでも戻りやすい環境にしてくれています。若い女性はまだ身近ではなく分からない部分がたくさんあると思いますが、実際私自身が経験してみて、周囲の方たちにもかなりサポートをしていただきました。漠然とIT業界の女性はなかなか結婚もしにくかったり子供を産んで戻れないのでは…という不安を持っている人も多いとは思いますが、不安を払拭し女性が心配しなくても働けるということを発信している真っ最中です。
男性社員が「大丈夫」「こういう制度がある」と言ってもなかなか伝わらない部分もあるでしょうから、同じ女性として、言葉だけではなく見せてあげないといけないな、と。何が不安なのか、どうしたら不安がなくなるのかというところでの改善を目指しています。

今後の目標は「個性を重んじながらサポートすること」

同じ部署やプロジェクトに参画しているメンバーにはいろいろな人がいて、モチベーションやスキルアップに関して、みんながみんな「頑張れ」と言ったら上がるかといったら、もちろんそうではありません。その人なりの個性を考えた上で一歩ずつ着実に、本当に小さな一歩でも変わってくれるようなサポートを今、心がけています。どんなタイプの人でも、さまざまなパターンにも、うまく対応できるようになれるようにと思っています。
今はそれほど大人数ではないので、まず相手の目の前の状況に対して支援してあげられることから始めて、徐々にステップアップしていき、長期的にでも全面的にサポートできるような形を作り上げたいです。母親として働く中で苦しい状況について、上司などときちんと話をすれば改善すべき点はきっちりと実行に移してもらえるので、そういった部分について、個人ではなくみんなの意見をまとめながら改善していこうと考え日々、励んでいます。